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日暮里駅の発車標が4か国語と駅ナンバリングに対応

京成電鉄では、2018年度に入ってから駅の発車標(電光掲示板)の更新が続いている。2019年3月には日暮里駅の発車標プログラムが更新され、新たな形態が生じているので、ここで紹介する。

改札口付近

改札口付近には大型モニタを使用した5行分のフルカラー発車標が設置されている。従来は日本語と英語の交互表示であったが、上段に日本語を常時表示し、下段に英語→中国語→韓国語を順番に表示するスタイルに改められた。同時に終着駅の駅ナンバリングも表示するようになった。
2019年3月9日の時点で変更が確認されている。

ホーム上

1番線と2番線のホーム上には、3行分のフルカラー発車標が設置されている。従来は日本語と英語の交互表示であったが、経由/種別/行先は日本語→英語→中国語→韓国語を順番に表示するよう改められた。停車駅欄は従来通り日本語と英語の交互表示である。
従来からの日本語表示がゴシック体を用いているのに対して、韓国語と中国語の表示は明朝体が使われているため、若干違和感がある。
京成電鉄では2016年度あたりから徐々に発車標や接近表示機の更新が行われている。2017年ごろから新型の接近表示機(通過か停車の2通りしか表示できないやつ)の設置が始まり、2018年には臼井や小岩などで1行タイプのフルカラー発車標が設置。そして2019年に入って今度は既存の発車標のROMが更新された。八千代台では列車到着時に「電車がきます Train Arriving」と表示するよう変更されたが、こうした変更が他駅にも波及していくのか注目である。
ところで、ROMの更新とは言うものの、具体的にどこのプログラムが変更されたかよく分からん~

3月13日追記

京成電鉄よりプレスリリースが配信された。これによると、発車標の4ヶ国語対応は他駅にも波及する模様。導入予定は以下の通りとなっている。 今回対象外の駅についても順次改修していくとのこと。中国・韓国からの訪日外国人の増加に対応する狙いがあったようで、来る2020年に向けて外国人への案内を強化していく方針のようだ。
(追記おわり)